安田記念G1馬体展望

ダービーウイークが終わり、
矢吹丈の様に燃え尽きて真っ白になってる方も多いと思いますが、
目を覚ましてください!
試合終了のゴングはまだ鳴ってません、おっちゃんが叫んでいます、
ジョー立つんじゃジョーと(ちょっと古いですかね 汗)。
とゆうわけでダービー獲ろうが外そうが、競馬は続きます(笑)。
頭を入れ替えてG1に挑みましょう~

今週はマイルのチャンピオン戦、伝統の安田記念G1です。
好みって日々変化するって言いますけど、私はかつて安田記念は大・大・大好きなG1でした。
でもここ数年は盛り上がり含め宝塚記念の方に気持ちはシフトチェンジしております。
ここ数年気持ちが離れていた一番の理由はただ単に馬券を外していたからです(笑)。
2009年にウオッカが勝って以来長らく勝ち星から遠ざかっていた安田記念ですが、
去年はジャスタウエイ・グランプリボス・ショウナンマイティ
ズバリ私好みの3頭で決まり、久々の安田記念快勝となりました。
ゲンキンなもので1回の勝利でここ数年の嫌な思いはすっかり吹っ飛び、又復縁を考えております。
まぁ今年も当てられたらの話ですがね(笑)。

安田記念と言えば
トロットサンダー
タイキシャトル
アグネスデジタル
エアジハード
ウオッカ
ジャスタウエイ

等の、馬体も成績も最上級の名馬が勝つマイル戦の最高峰G1です!
又、2着に涙を飲んだお馬ちゃんにも
キングヘイロー
グラスワンダー
テレグノシス
ディープスカイ
グランプリボス

等の強者・猛者も多くいる東京マイルのG1にふさわしいガチンコ底力系G1です。

但し、ここ数年ガチンコ底力の称号は安田より宝塚記念に移っている気がしてなりません。
去年久々に獲れたのも雨で最悪の不良馬場となり、あまりに悪すぎて重馬場適性も関係ない程の田んぼ状態で単純に底力適性の差が出ただけで、仮に良馬場で1分31秒台の決着ならどうだったかなぁ~と冷静に振り返っております。ドゥラメンテカメハメハ・ディ-プインパクトのダービーレコードタイムを0.1更新したので、カメハメハ・ディ-プインパクト超えとマスコミが騒いでますが、申し訳ないですが、
あの頃と今の馬場とでは明らか違います
ドゥラメンテカメハメハ・ディ-プインパクトより強いかどうかをタイムで推しはかる事はできません。只分かっていることは今の馬場は馬場造園課・土木課の方達の日々の努力がありタイムが出ます。馬のレヴェルが向上したと言うよりは単純に馬場が良くなっただけです。金メダリストの森末慎二さんが昔の床はスプリングなんか入ってなかった云々の話をしてましたが、おっしゃる通りです。現役の白井選手の方が落ちるってわけではなく、そもそも比べられないって事です。同じ土俵に立ってタイマン勝負しない限り優劣はつけられませんよって話です。
だからメイウエザーVSパッキャオが盛上ったんでしょう~って話です。
話を戻しますが、馬場の向上もあり、マイル戦ぐらいだと結構なペースで行っても最後止まりません。

去年の不良馬場を除く、直近4年間2010~2013年の平均ラップ
121-107-109-113-115-113-120(小数点以下斬捨て)
前半3ハロン 33秒8  1000m通過が56秒6 後半3ハロンが34秒9 
タイム平均が1分31秒6


これがウオッカが勝った2009から遡ること5年の集計が
122-108-111-117-115-114-120
前半3ハロン 34秒1  1000m通過が57秒6 後半3ハロンが35秒0 
タイム平均が1分32秒6

前後のバランスはそう変わらないんですがタイムが約1秒短縮されています。
でも全体のラップバランスは概ね変わりません。11秒台の続く速い流れで
ギアチェンジを上げる緩急があるのは
前半3ハロン以外では1000m~1200mの区間にのみに出現します。
それでも最大の年で0.4秒、最小で0秒です。

今年のマイラ-ズCが
123-110-120-124-117-111-108-113
前半3ハロン 35秒3  1000m通過が59秒4 後半3ハロンが33秒2
タイムが1分32秒6
どうです全然違いますよね? 前半緩くて勝負所から117から111に−0.6もギヤチェンジをした後にさらに−0.2ギアを上げてハロン108で最後もハロン113でまとめる瞬発力勝負です。小足の瞬発力は絶対で、先行力若しくは舞台が京都なので坂の下りから一団でタイトに動ける器用な機動力も必要です。舞台が阪神なら下りの坂がないのでユッタリ流れてもっと瞬発力が顕著になります。桜花賞のラスト4ハロンが125-113-107-115  
1回目のギアチェンジが-1秒2でそこからさらにギアを上げ-0秒5の驚愕のハロン10秒7!
まぁここまで極端な瞬発力戦も珍しいですが、-0秒5以上が2回続く事や-1秒以上のギアチェンジは比較的見られます。普段の東京マイルもどちらかと言えば同様に小足瞬発力戦になる事が多いです。今年のNHKマイルでさえラスト4ハロンが121-111-113-118ですから。ゆったりとした流れでラスト800mで急激な−1秒のギアチェンジがあってそのまま11秒台連続で凌ぎきるって流れですから、後方から差し切るのは至難の業ですし、最初の-1秒のギアチェンジに即対応できないと置かれてしまうのでその後挽回するって言っても苦しいですよね。
話を整理すると、安田記念は概ね毎年流れます。
後半のギアチェンジは最大の年でも−0.4秒ですから
瞬発力よりはスピードの持続力です
中段・後方で速い流れに耐えて耐えて最後爆発できるか、若しくは先行して辛い中を凌ぎきるかにかかっています。
後方組では11秒の続く速い流れの中で直線33秒台後半の上がりが使えれば勝ち負けです。
先行勢であれば34秒台前半でまとめれば勝ち負けですし34秒台後半でも3着に残れる可能性があります。まぁ前半1000m通過が56秒6でラスト12秒フラットの馬場ってどうかなと思いますが、タフなレースである事には変わりません。欲を言えば2009年以前のラスト12秒前半になるようなタフな馬場がいいのですが、こればっかりはしょうがないですよね。
なんか今日はいつもと違うなぁ、長々とラップの話をして馬体が一向に出てこない、
まさか、まさかの路線変更?なんて誤解のないように説明しておきますね。
馬体適正とは各競馬場によって傾向が異なります。もっと掘り下げると馬場にそのレースのラップバランスによる傾向をアレンジしなければ馬券は当たりません。同じ1800mでも中京と京都ではラップが異なります。馬場のコース形態や芝が違うのだからラップが変わって当然でじゃん、そう思った方、ほぼ正解です(笑)。但し、レースは対戦相手や騎手の心理等によって変化するのも事実です。だから競馬は難しい(笑)。
まぁ冗談はさておき、その辺りのラップもある程度読まないと馬券は当てられません。
何故ならば同競馬場同コースであったとしてもラップによって馬体傾向は異なるって事です。

だから安田記念のように概ね例年通りに流れるレースは予想がしやすいって事です。
でもここ数年外してたんじゃないの?鋭いツッコミありがとうございます(笑)。

そーなんですよ、実は馬体で1番難解な距離がマイルなんです。
当てたから言う訳ではないんですけど、
3才戦のオークスやダービーは比較的当てやすいんです! 
何故なら3才の1年に1度っきりのG1の大舞台で、初めての距離、正直距離はやってみないと分からないなんて手探りの陣営も多いですし、又距離が微妙だと分かっていてもある意味距離適性度外視で挑む陣営も多いです。
だから馬体で絞りやすいんです
距離が初めての2400で、かつ東京コースってのが振り分けには持って来いの舞台なんです。
ところが東京コースでもマイル戦となると、ちょっと様相が変わります。
傾向はバッチリあるんですけど、出走メンバー18頭中12頭くらい適性有ったり、
メンバーによってはマイラー以外にも中距離馬や1400以下の強い馬などゴッチャになりやすく正直選別難解です。
で、かつ展開が不安定です。
何かしらの理由や因果関係は必ずあると思うんですが、馬体偏差値上位馬が最も得意とする適正ラップなのに出遅れや不利もなく不可解な?要素で飛ぶのもマイルには実際多いです。まだまだ馬体の修業が足りないって事ですけどね(汗)。

まぁ安田記念に話を戻しますが、安田記念はラップ傾向にバラつきが出にくいG1ですので、
今年も2010年~2013年の傾向でいいと思います。
外してた期間ですが理由もはっきりしています、グランプリボス、ショウナンマイティ、ダノンシャーク、スマイルジャック等2009年以前の安田で来るようなお馬ちゃんで勝負を挑んでいたのですが、ロードカナロア・ストロングダーリン・ショウワモダンをブッタ斬っていたからです。
ここに答えがあります
2009年以降の約1秒短縮されたタイムで来れる馬たちの馬体って奴です
従来のお馬ちゃんの馬体傾向にこれらの要素の軍団もプラスしていけば獲れる筈です。
ブッタ斬らなければとれる筈です~(でも週末は天気微妙です 泣)。


とゆうわけで、本日はかなり長い時間をかけてしまいましたが
今週出走馬の馬体の話を一切してませんね(汗)。

それでは注目馬
今週は東京巧者、マイル巧者の馬体自慢が多数いて、本当は篩にかけて頭数絞りたいのですが
バッサリ斬捨てる事が難しく、先週のダービーより遥かに難解です(泣)。
でも、頭★はホボホボ確定しております(笑)。
問題は第2第3の★候補がいるのかどうかってところです。
2頭程気になるお馬ちゃんはいます。
1頭は東京巧者の馬体で、タイプで言えばショウワモダンを匂わせる2010~2013の1分31秒台で突抜けるタイプと見ていますが、正直速いタイム本当に大丈夫ですか?との懸念もあるのですが馬体で選ぶので過去の成績等は無視します。懸念はピーク時よりも寂しい気がするトモの張りがどこまで戻っているかってとこですね、週末までの宿題とします。
もう1頭は同じく東京巧者ですが、こちらの方がザ・東京と形容してもいいかなと思わせる馬体です。
ただ安田記念のようなズブズブG1ではチョイ足りない気がします。
このメンバーで勝ち負けするにはちょっと軽すぎるかなぁと、重厚感が足りないかなと・・・。
でも馬体をよく覚えておいて下さい、これが大雑把に選別する東京で走る基本系です。
ダービーの重賞展望でも、馬体総合点の優劣で週末の印がつくかどうかは今のところ微妙ですが、こと東京芝コースって観点で言えばこの馬の馬体をお奨めいたしますと評したコメートが5着、実際は印も紐指名もしてませんが、東京適正は侮れないってことです。トモの面積・形がもっとしっかりしてたら5着以上もあった筈です。まあこればっかりはこの先も変わらないのでG1クラスでと戦うにはコメートの弱点でもあるんですけどね。又土曜の京都500万の条件戦で2着に敗れたワンダーアツレッタなんかは賞金足りててダービー出てたらコメートよりは頑張れたと思いますし、今後東京に出てきたら要チェックです。

まぁ一概に東京適正はあってもG1ともなるとそれだけでは弱くプラスアルファがないと勝ち負けでいきません。
ましてや安田のような比較的ズブズブが予想されるG1ともなると東京基本系に底力ギャング系の要素が入ってこないと正直厳しいかなと、私が語るまでもなく過去の歴史を見れば一目瞭然ですね。そんなことでこの馬も今のところ週末までの宿題ですね。
そんなお馬ちゃんの名前は↓


55位くらいです


それでは週末にお会いしましょう~



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プロフィール

Lyphard

Author:Lyphard
競馬歴20年オーヴァー。
血統に始まりスピード指数・ラップ理論・出目・騎手・厩舎と無駄な筋肉(脂肪?)がつけばつくほど競馬上手(ホンマかいな)の馬券下手となり、全てを捨てて馬体に辿り着きました。馬体で買うようになり、血統やラップが後付けでリンクしてくることになるほどねと競馬の奥深さを感じています。
馬体の良し悪しが選別できても真に馬体が見えているとは言えません。適性を理解してこその馬体です。誰もが分かる好馬体は成績安定・人気上位が多く敢えて馬体で選ばなくとも買えるし買われます。誰もが分かるファクターを以て人の優位にはたてません。馬体ポテンシャルは重要ではありますが人気の盲点にはなりにくく、馬体からくる適性を理解してこそ、適正が弱い危険な人気馬、適正ある人気薄コース巧者を見つけることができ人の優位に立てるのです。ポテンシャルや適正はその馬本来が持つ素材であり、調整等の体調は旬かどうかの状態です。素材と状態を混同してはいけません。適正あっても状態悪ければ斬ることあっても、その逆の適性ないのに状態良くても買う事はありません。状態は大事ではありますが補足及び最後の味付け的ポジションであり、最も重要なベースとなる核はポテンシャルと適正です。

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