宝塚記念馬体展望①

今週は春のG1シリーズの大トリ、
宝塚記念G1です~



宝塚記念と言えばかつてはメジロライアン、マーベラスサンダー、ダンツシアトル、ダンツフレーム、メイショウドトウ、最近でもアーネストリー、ナカヤマフェスタのようなG1善戦組の悲願の晴れ舞台達成の印象でしたが、
実はズブズブ最強G1決定戦の側面があります。
事実
メジロマックイーン
グラスワンダー
ティエムオペラオー
サイレンススズカ
ヒシミラクル
タップダンスシチ―
ディープインパクト
オルフエーブル
ゴールドシップ


どうですG1の中でも猛者ぞろいの最強G1馬が揃ってますよね~
当然G1を多く勝ってる名馬が多いのですが、どのお馬ちゃんもこの宝塚記念のパフオーマンスは見応えがあります。そうです力勝負のガチンコが多いのが特徴です。

ではどうしてズブズブになりやすいのか? 理由は様々な要因があるのでしょうが馬場・コースの影響は大きいと思います。


阪神2200mのコース解説
コース


スタート地点は正面スタンド前直線の右端。外回りコースの4コーナー出口付近。1コーナーまでの距離は525m。正面スタンド前を通過した後は、芝2000mと全く同じルートを辿るため、3~4コーナーは内回りコースに入る。最後の直線距離はAコース時が356.5m、Bコース時が359.1m。残り200m付近でゴール前の急坂。約120mの間に1.8mの勾配を一気に駆け上がる。AコースとBコースでは直線部分で3m、曲線部分で4m幅員が違う。主にAコースは開催前半、Bコースは開催後半に使用されている。
スタート直後に内回りコースとの合流地点で、なおかつ下り坂。前半から自然とラップが速くなりやすい。基本的にはゆったりとしたスローペースになりがちだが、3歳以上の重賞(宝塚記念)の前半3ハロンの平均は34秒7だ。1コーナー過ぎまでに先行争いは決着していることが多いものの、先頭と中団から後方待機の馬とは差がつき、馬群が縦長になりやすい。その後は一定のペースで推移。中盤の1000mはクラスが上がるにつれて厳しい。ただし、近年3歳以上の準OP・OP特別は3歳限定のすみれSしか組まれていない。そのため、全体の平均勝ち時計がかなり遅くなっている。その点に注意していただきたい。
内周りコース使用で直線距離が短いせいもあって、仕掛けは各馬早め。中団以降に待機の馬がマクリ気味に進出してくる。また、最後1ハロンの時計がかかるのが特徴。終盤からゴールにかけては凌ぎ合いになり、単純なスローペースの決め手勝負とは一線を画する。
(JRA-VAN NEXTコース解説 一部抜粋)

と、上記の解説でほぼパーフエクとですね。
まぁ、素人がグタグタ解説するよりJARに聞いた方が確実で早いって事です。

そうなんです、スローペース瞬発力勝負の蔓延する昨今の競馬界においてこの宝塚記念はズブズブ勝負になりやすい。安田記念のコラムでも言いましたが昨今安田より宝塚記念の方に燃え滾る気持ちはシフトしていると語った所以です。不思議なもんで底力勝負を期待して東京競馬場のように直線長いコースを増やしても小足瞬発力戦を増長するだけで底力野郎は増えません。小足野郎が悪いって言ってる訳ではありません、右にならえで猫も杓子も同じ様なお馬ちゃんが増えることに危険を感じているだけです。偏り過ぎる血は必ず淘汰されます。偏り過ぎない為にも長距離戦や小回りコースってのはあっていいし(春の天皇賞不要論を訴えるアホはワビサビをまったく分かっとらん)、直線の坂だってもっと高配のキツイ競馬場を1つくらい作ってもいいと思いません? 
生き残った内回りG1こそが実は1番ズブズブとなり底力を求められる舞台なんです。
昨日の函館SSも小回りだからこそのズブズブ決着でした。普段好位で小足を伸ばす緩いレースに慣れてる馬は皆直線で苦しくなりました。勝った頭指名のティハーフだってスタート決まって好位にいたら飛んでたと思います。勝馬を落としているのではないんです、普段から温いレースばっかりやってると真の王者は生まれないってことです。昨日のペースでもタイキシャトルやロードカナロアだったら好位で平然と抜け出して来るでしょう。
まぁ展開を読む難しさは競馬の醍醐味でもあり、逆目が出れば波乱となるから競馬は面白いって事でもあるんですけどね。だから今回の宝塚もズブズブじゃない逆目、スローのヨーイドンがあっても不思議ではないんです。でも、これが外周りの2400だったらむしろスローの流れなんでしょうが宝塚は2200の内回り、かつ春のG1の締めくくりとゆうことで騎手心理もあいまって早め早めの流れでタフにはなりやすいと思います。
過去10年のラップを見ても前半1000m57秒で通過の年もあれば去年の62秒4なんて年もあり意外とバラつきがあります。但し後半1200mの流れは大体似通っています。ラスト1ハロンはここ10年12秒を切った年はありません。ラスト1200mも11秒台が3連続した年は去年のみで2回連続が10回中4回で、11秒台がナシの年が3回もあります。この時期の阪神は梅雨時期も重なり(重・稍重の年も4回ありましたし、当日良でも前日に雨が降れば時計かかります)馬場もタフになりやすく、かつ展開もラスト1200mから動くのでタフになりやすい。

以上の事から持久力が問われる流れであると容易に想像つきますね。
持久力ズブズブ勝負と言えば、あの馬の右にでるものはいません。
そう、当ブログ常連 大物ゴールドシップです(笑)。


ゴールドシップと言えば前走天皇賞で見せたパフオーマンスが圧巻でした。
ラスト1200m
125-120-117-118-115-120 
の流れを後方14番手から3番手に押しあげそのまま押し切ってます。このラップは3着に粘ったカレンミロティックが刻んだラップに近いのでゴールドシップはラスト3ハロンで0.3秒上回ってるし、捲った所のラップを考えれば
驚異の12秒フラットから11秒台の連続ラップを1200mもの長い距離で走ってます。
尋常じゃないスタミナとスピード持続力です!

又 有馬記念を勝った時のラップが
ラスト1200m
125-119-121-121-119-120
15番手最後方から捲ってレースの上がりを1秒1も上回る驚異の34秒9の上がりで
前を飲み込み後ろを寄せ付けず圧勝してます。

今更ながら強いのは知ってますが、こうしてラップを紐解くと尋常じゃない強さが際立ちます。
でも彼の名はゴールドシップ、そうは簡単に事は運びません。
そうです、ここも彼がその気にならないと凡走を繰り返します。まあ彼が凡走する時は早い流れでの嫌気ですので、いかに早い流れに巻き込まれないってのが肝となり横典先生の腕の見せ所です。前走の天皇賞のマクリは見事でした。あれ以上速くても遅くてもダメ、あれ以上スピードを上げても嫌気を出します、絶妙の内助の功です!
ゴールドシップを立てつつ誘導していました、主導権が横典先生にはないように見せかけて
実はゴールドシップを支配していました。
ゴールドシップはその事にまったく気付いていません(笑)。
どの予想紙もゴールドシップが最も得意とするコースで最も信頼できるレースと1番人気確定です。
事実得意なコースなんですけど競馬に絶対はありません。
ましてやゴールドシップです。皆さんゴールドシップを理解しているようで理解していないのでは?
彼は基本瞬発力もあるしスピードもあるんです。
そうです、彼の馬体はコース展開不問のチャンピオンホースの資質に満たされています。
でも精神に問題があります。基本不真面目です。人に指図されるのが嫌いだし、皆と同じことをするのも嫌います。嫌な事があれば真剣に走る事を止めます、急かされたり、一気にギヤを上げたりとか、馬場が堅いとか理由は様々ですが、もっとどうでもいい理由かもしれません、様は気に入らない事があれば簡単にヘソを曲げます。それが最も得意の阪神内回りだとしてもです。
そもそも理由なんかありませんよ、
だって彼にはステイゴールドの血が流れているんですから(笑)。
でも唯一の救いは彼はステイと違い褒められたりおだてられたりするのが好きな筈です。
そうです、気難しいんですが基本目立ちたがり屋さんなんで上手く誘導できれば頑張ります。
結局横典先先頼みですかね(馬体一切関係ありません 汗)。


まあ例によって話が脱線しまくりお時間がなくなってしまったので
登録馬の馬体評はG1なんで時間があれば明日以降UPする予定です。

それでは最後に宝塚記念と言えば数々の名馬がいますが、
私がもっとも心踊ったベストレースとして今見ても興奮するのは
ヒシミラクル
タップダンスシチ―
スイープトウショウ

の3頭が勝った年ですかね。中でもスイープトウショウの年はハーツクライが2着で
馬連・3連単ゲットで今思い返してもニンマリします。
この3レース全てにタップダンスシチ―は出走し、
ヒシミラクルの年は3着ですからズブズブ勝負と言えばこの馬を思い出すくらい偉大な名馬と言えます。


それでは又明日~



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Lyphard

Author:Lyphard
競馬歴20年オーヴァー。
血統に始まりスピード指数・ラップ理論・出目・騎手・厩舎と無駄な筋肉(脂肪?)がつけばつくほど競馬上手(ホンマかいな)の馬券下手となり、全てを捨てて馬体に辿り着きました。馬体で買うようになり、血統やラップが後付けでリンクしてくることになるほどねと競馬の奥深さを感じています。
馬体の良し悪しが選別できても真に馬体が見えているとは言えません。適性を理解してこその馬体です。誰もが分かる好馬体は成績安定・人気上位が多く敢えて馬体で選ばなくとも買えるし買われます。誰もが分かるファクターを以て人の優位にはたてません。馬体ポテンシャルは重要ではありますが人気の盲点にはなりにくく、馬体からくる適性を理解してこそ、適正が弱い危険な人気馬、適正ある人気薄コース巧者を見つけることができ人の優位に立てるのです。ポテンシャルや適正はその馬本来が持つ素材であり、調整等の体調は旬かどうかの状態です。素材と状態を混同してはいけません。適正あっても状態悪ければ斬ることあっても、その逆の適性ないのに状態良くても買う事はありません。状態は大事ではありますが補足及び最後の味付け的ポジションであり、最も重要なベースとなる核はポテンシャルと適正です。

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